電力会社はどこを選んでいますか?
関西在住の我が家ではソフトバンクの『おうちでんき』を2年間利用してきましたが、2年更新月以外の契約解除料が5,000円かかるので電力会社を楽天でんき・・・ではなくなっトクでんき(関西電力)に変更しました。
楽天市場をよく利用しているのでポイントアップ(SPU+0.5%UP)の為に『楽天でんき』はどうだろうか?
と、シミュレーションしてみました。
結論から言いますと、我が家の月間平均電力使用量では楽天でんきの方が割高感があったので
関西電力のなっトクでんき(電気とガスのセット)
に変更することになりました。
ポイント還元目的では楽天でんきの方がお得になる場合もあります。
しかし、単純電力料金では我が家の場合は関西電力の方がお得になりました。
まずはご自身の地域での基本料金と従量単価を知ることが第一だと感じます。
楽天でんきのプランSの料金体系
楽天でんきの基本料金は0円なので一見安く感じます。
さらに
2024年4月1日より電力料金が値下げされました。
関西電力エリアの場合、33.98円が従量料金として計算されます。
電気料金の計算方法
楽天でんきの電力量計算方法は以下のようになります。
基本料金は0円、使用電力量(kwh)x 従量料金単価33.98円がベースとなります。
※市場価格調整単価と再生可能エネルギー・・・はどこの電力会社もあるので比較対象外としています
月間使用量が300kwhの場合の電気代金
300kwh x 33.98円=10,194円が基本料金と従量料金の合計となります。
電気代金はこの金額+市場価格調整単価と再生可能エネルギーの合計となります。
300kwhは我が家ファミリーマンション世帯を参考にしています。
単身者や戸建てだともっと少なかったり多くなったりもします。
ほとんど電力を使用しないワンルーム単身者であれば基本料金のかからない楽天でんきがお得となる可能性も出てきます。
関西電力「従量電灯A」の基本料金と従量料金
続けて関西電力の「従量電灯A」(でんき単体契約)についてシミュレーションしてみます。
最低料金(基本料金とする)は最初の15kwhまでは522.58円です。
次に15kwhをこえ120kwhまでは20.21円で計算され
120kwhをこえ300kwhまでの料金は25.61円で計算されます。
月間使用量が300kwh使用した場合の電気代金
最低料金522.81円
第一段階104kwhx20.21円=2101.84円
第二段階179kwhx25.61円=4584.19円
522.81円+2101.84円+4584.19円=7208.84円
料金単価が楽天でんきの方が高いので使えば使うほど関西電力の方が安くなります。
関西電力「なっトクでんき」の最低料金と従量料金
次は関西電力の電力とガスも大阪ガスから関西電力のガスにまとめた時に適用されるプラン「なっトクでんき」の料金体系を確認します。
最低料金が522.81円から377.40円へと安くなりました。
段階別の料金第一段階が少し高くなりました。
第二、第三段階は少し安くなりました。
月間使用量が300kwh使用した場合の電気代金
最低料金377.40円
第一段階104kwhx20.31円=2112.24円
第二段階179kwhx24.10円=4313.9円
377.40円+2112.24円+4313.9円=6803.54円
※ここから市場価格調整単価と再生可能エネルギーの料金が追加されます
まとめ
楽天でんきと関西電力どっちがお得なのか?
月間15kwh以下の使用量であれば基本料金0円の楽天でんきも関西電力もそれほど電気代金は変わりません。
しかし、使えば使うほど月間100kwh以上使う家庭では関西電力の方が電気代の基準となる単価が安い分、関西電力の方がお得になります。
さらに関西電力は『でんきとガスをまとめる』なっトクでんきにすることで従量単価が安くなります。
他社スマホセット割などを比較した場合、なっトクでんきに並ぶ(スマホ割引分少し勝る)のがソフトバンクのおうちでんき(N)です。
※2年縛りがあるのでソフトバンクユーザーであればいいかも知れません
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